ジオラマ風写真の本城直季さん、天神で九州初個展-「ベガス」テーマに

©Naoki Honjo

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 イムズ(福岡市中央区天神1)8階三菱地所アルティアムで6月27日より、写真家・本城直季さんの個展「ここからはじまるまち Scripted Las Vegas」が開催される。

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 本城さんは1978年東京生まれ。4×5判の大型カメラを使用し、人物や建物がミニチュアのように見える作品を撮影する。2006年に初の作品集「small planet」(リトルモア刊)で第32回木村伊兵衛写真賞を受賞。同展が九州初の個展となる。

 同展のタイトル「ここからはじまるまち」の「ここ」とは1930年代に建設された「フーバーダム」を指し、会場ではラスベガスを空撮した作品約30点を展示する。「フーバーダムから伸びた1本の道をたどる、ロードムービーのように都市の成り立ちが見られる構成になる」と同ギャラリー広報担当の北村智美さん。

 「広大な自然、カジノ街などの中心地、工場や居住地…が明確に分かれているラスベガスを撮った作品は、都市が人の手によって、一から作られたものであることを再認識させてくれる」(同)。最大で約2.1メートル×2.6メートルの作品も展示する。「写真集では味わえない迫力が楽しめる」(同)とも。

 営業時間は10時~20時。入場料は、一般=400円(前売り=300円)、学生=300円(同=200円)、高校生以下無料。7月26日まで。

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