演劇関係者らが子供とワークショップ-文化芸術振興財団

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福岡市文化芸術振興財団(下川端3、TEL 092-263-6265)は2月19日、ぽんプラザホール(祇園8)でフィリピン教育演劇協会(PETA)の「ファシリテーター養成」のワークショップ受講生による発表公演を行った。同公演は、演劇ワークショップのファシリテーターの人材育成と供給を目的とし、「子どもたちに創造の舞台を!」プロジェクトの一環で開催するもの。今年で2年目を迎える。「ファシリテーター」とは、学校や地域でワークショップを行う上での進行役を意味する。公演当日は、ファシリテーターらが、現代の人間関係など「寂しさ」や「団結」をテーマにした劇を披露したほか、観客と一緒にダンスを踊った。同財団は、PETAのメンバーであるアーニー・クロマさんとロムアルド・テハダさんを福岡に招き、両氏が「劇団ぎんてつ」、「空間再生事業劇団GIGA」などの地元の劇団員をファシリテーターとして育成するために一緒にワークショップを小学校で開催したほか、劇団員らにエクササイズの教育を行った。テハダさんは、日本の子供達とのワークショップについて「子供の中には『友達とこんなに楽しく遊んだ経験はない』と、嬉しそうにお礼を言いに来る子供もいた。日本の小学生は、高学年になるほど大人の社会に馴染もうとおとなしくなる」と、感想を話していた。同財団では今後、同ワークショップ受講生らが、市内の小学校などで演劇のワークショップを予定している。福岡市芸術振興財団

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