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天神で「天草陶磁器展」 7つの窯元がコーヒーカップや食器、花器など展示販売

「天草陶磁器展2020」会場の様子

「天草陶磁器展2020」会場の様子

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 「天草陶磁器展」が1月15日から、アクロス福岡(福岡市中央区天神1)1階アトリウムで開催されている。主催は天草陶磁振興協議会。

7つの窯元のコーヒーカップ

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 熊本県天草の陶石や粘土を使って焼かれる磁器や陶器「天草陶磁器」。2003(平成15)年に国の伝統的工芸品の指定を受けてから、福岡での開催は今回15回目。今回は天草の7つの窯元、高浜焼 寿芳窯、丸尾焼、内田皿山焼、水の平焼、陶丘工房、蔵々窯、洋々窯から計7000点を超える天草陶磁器を一堂に集め、展示販売を行う。

 今回のテーマは「Cup & Saucer」で、コーヒーカップとソーサーを多くそろえる。コーヒーカップ1客の価格は2,000円~2万円程。このほかマグカップ、酒器、茶わん、急須、小皿、大皿、カレーパスタ皿、どんぶり、箸置き、花器、置物、額絵など幅広い種類をそろえる。今年のえと「子」の置物も用意する。「自由に気ままに多種多様なスタイル」が天草陶磁器の特徴といい、多様な色合い、絵付け、形、手触りの商品が並ぶ。価格帯は200円~10万円程で、1,000円台~3,000円台の商品も多い。

 天草陶磁振興協議会会長で内田皿山焼代表の木山勝彦さんは「今回は、コーヒーカップをレベルアップしてそろえている。ほかにも多くの種類をそろえているので全体を見てもらい、天草陶磁器を知ってもらいたい。天草にも来ていただけたら」と呼び掛ける。

 開催時間は10時~19時。今月21日まで。

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