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福岡市美術館で特別展「藤田嗣治と彼が愛した布たち」 日本初公開のものなど121点

会場の様子

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 福岡市美術館(福岡市中央区大濠公園1)2階特別展示室で現在、特別展「藤田嗣治と彼が愛した布たち」が開催されている。

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 藤田嗣治は、1886(明治19)年東京生まれ。1913(大正2)年に渡仏し、独自の表現を追い求める中で、1920年代に乳白色の下地と細い描線による裸婦像を確立し、パリで高い評価を得て人気画家となった。同展では藤田の絵画と、藤田が描いた布を合わせて展示する。描かれた染織品を通して藤田の画業を検証する初の試みという。

 展示作品数は、絵画49点、染織品51点など全121点。フランスでの1920年代の作品から、中南米旅行を経て日本に帰国していた1930年代の作品を中心に紹介する。フランスのメゾン=アトリエ・フジタ所蔵の、藤田自身が縫製した衣装や小物をはじめ、藤田が所蔵していた日本の着物なども日本初公開する。

 10月25日と11月8日は、同館1階のミュージアムホールで特別展関連の講演会を行う(定員84人、先着順、無料)。

 開館時間は9時30分~17時30分(10月末の金曜・土曜は20時まで、入館は閉館30分前まで)。月曜休館(11月23日は開館し、24日は閉館)。観覧料は、一般=1,300円、高大生=800円、中学生以下無料。12月13日まで。

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