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天神イムズで本とクリエーターの企画展「BOOK at ME」 10年ぶりに新企画で復活

会場の様子

会場の様子

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 本とクリエーターの企画展「BOOK at ME」が現在、イムズ(福岡市中央区天神1)地下2階イムズプラザで開催されている。

過去に開催したブックカバー作品の復刻展示

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 同展は、デザインを身近な存在に感じてもらうことを目的とした本がテーマの展覧会。主催は「JAGDA福岡」(赤坂3)。2011(平成23)年に初開催され、過去4回ともイムズで開催してきた。約10年ぶりとなる今回は「ホンとの出会い」をテーマに、本好きな人20人が選ぶ1冊を九州のクリエーター20組が立体物や映像、オリジナル本などの形に起こした作品として展示する。

 選者20人それぞれにクリエーター1組が付き、タレント・中島浩二さん×デザイナー・春高壽人(高ははしごだか)さんの作品や、劇団「ギンギラ太陽’s」の主宰・大塚ムネトさん×デザイナー・冨永功太郎さんの作品、「紀伊國屋書店 天神イムズ店」の浅田里恵さん×デザイナー・久間聖子さんの作品、「リブロ大分わさだ店」(大分県大分市)の福川麻子さん×デザイナーチーム「本デザ虫丸」の作品など、20作品を展示する。

 会場では、「BOOK at MEアーカイブ展示」として、過去の展示で制作したブックカバー作品約250点の展示や、本を考える場として、紙のもとになる木・山の問題認知を広げる「THINNING」、本やパッケージに必要な型抜きメーカー「モリサキ」の展示ブースを設ける。

 期間中には、過去の「BOOK at ME」のブックカバーと交換できるスタンプラリー(なくなり次第終了)や、26日には製本や活版を用いた昔ながらの本造りが体験できるワークショップ「BaMオリジナルノートッブック」(参加費=2,500円、1日3回開催、各回10人限定)を、27日には、はさみとのりで作る豆本ワークショップ「小さな絵本を作ろう。」(参加費=1,000円コース・2,000円コース、1日2回、各回6人まで)と、「THINNING」によるトーク&ライブイベント「本と森と私たち」を行う。

 開催に合わせ、イムズ館内には同館が開館した1989(平成元)年から2020年までの、その年の世の中の動きとイムズの出来事、ベストセラー本をポスターにした「イムズの出来事年表ポスター」を掲示している。

 営業時間は10時~20時。入場無料。今月27日まで。ワークショップの予約は「BOOK at ME」特設ホームページで受け付ける。

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