団塊世代をターゲットにした汁物専門店-昭和をイメージ

写真=茶室を模した個室

写真=茶室を模した個室

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 マンション管理などを手掛ける丸美(福岡市中央区大名2)は10月1日、同社が管理するビルの4階に汁物専門店「汁や」(中央区春吉3、TEL 092-771-4455)をオープンした。

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 店舗面積は約50坪、席数は46席。昭和30年代~40年代をテーマにした店内は「清潔感のある日本料理屋」をテーマに、土間をイメージした玉砂利の床やBGMを当時のポップスやジャズにするなど、メーンターゲットとなる団塊の世代が「昔を懐かしみながら和んでもらえるように」演出しているのが特徴。ほかに「舌きりすずめ」をイメージした20名用の個室や、茶室を模した6名用の個室も備える。

 主なメニューは、その日に仕入れた食材で作る味噌汁「当店自慢のスープ」(800円~)や、「焼餅の香ばしさがうれしい関東風雑煮」(1,200円)など各県の雑煮、「日本列島の汁」(800円~)と題した地域ならではの味噌汁類や、オニオンスープなどの「洋風の汁」(800円~)、持ち帰り用の「煮あなご押し寿司」(1,000円)など。想定客単価は3,500円。

 出店について店主の吉田さんは「転勤などで故郷を離れた人や、ファストフード世代で本物の和の味を知らない若者などに『家族の食事』を提供していきたい」と話している。営業時間は18時~翌2時30分で、今後はランチタイムも設ける予定。

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