「フライヤー」でたどる福岡のアート変遷展-ギャラリーアートリエ

7月1日よりギャラリーアートリエで開催中の「福岡アートヒストリー2 スペースの変遷展」

7月1日よりギャラリーアートリエで開催中の「福岡アートヒストリー2 スペースの変遷展」

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 展示会などを開催する際に配布する「フライヤー」で福岡の現代アートの歴史をたどる「福岡アートヒストリー2 スペースの変遷展」が7月1日より、博多リバレイン(博多区下川端町)地下1階のギャラリーアートリエで開催されている。

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 同展は、2005年秋に開催した「福岡アートヒストリー」展の第2弾で、今回は福岡界隈のギャラリーなどのアートスペースの変遷をテーマに、当時の作品や資料約200点を展示。現在、開催している「前編」は1990年代~現在までを対象にする。展示品のほとんどは、同イベントを企画した「ミュージアム・シティ・プロジェクト」事務局長の宮本初音さんの所蔵。「画廊や、ギャラリーは3年以内に閉鎖してしまう所がほとんどで、今知ることはほぼ不可能とも言える、できては消えた昔のさまざまなアートギャラリーのことを、フライヤーを通して知ってほしい」という思いから企画された。

 宮本さんは「フライヤーを通してアートの歴史のほか、印刷技術の変遷も楽しんでほしい」とも。8月1日からは、90年代の福岡で活躍したギャラリー関係者らが福岡のアートシーンについて語った「覆面座談会」のレポートも展示する。

 開催時間は10時~20時。会期中無休。入場無料。前編の展示は8月19日まで、後編(1970年~80年代)の展示は8月24日~9月24日。

ギャラリーアートリエ

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