福岡商工会議所(博多駅前2、TEL092-441-2189)は10月30日、「第1回九州観光マスター検定試験3級」を実施する。同検定は、九州への観光客などに接する際に必要な「ホスピタリティ」と「九州の食・遊・地の知識」を身に付けた人材を育成するのが狙いで、今回が初の実施となる。出題内容は、以下の通り。1級=観光ビジネスに必要な高度な知識を習得し、九州での観光産業のあり方を提案でき、産業振興と観光学の発展に寄与できる、2級=九州の地理、歴史、文化などの概要を理解し、観光ビジネスに必要な標準的知識を習得し、韓国・中国・台湾からの観光客と簡単なコミュニケーションが図れる、3級=九州の基礎的な概要を理解し、観光ビジネスに必要な基本的知識を習得する。同会議所では今春「3級検定試験公式テキスト」を発刊するほか、7月には予行演習となる「プレテスト」を実施するなど、準備を進めてきた。受験料は、1級=7,000円、2級=5,000円、3級=3,500円。受験資格は、九州の観光について興味のある人ならば、誰でも受験できる。申込みは9月22日まで。福岡商工会議所