讃岐うどん専門店「福岡麺通団」(福岡市中央区渡辺通4)は5月2日、同日1周年を迎えるのを記念して、うどん全品を無料で提供する。経営はマッハファクトリー(中央区薬院2)が手がける。
職人がその場で麺を打ち、客がうどんの入った丼を受け取り、それぞれの好みで具を選び、「あつかけ」の場合はダシをかけるという本場・讃岐のセルフスタイルを取り入れた「東京麺通団」と提携し、「本場の讃岐うどんを福岡でも味わってもらいたい」と同店をオープンした。
「これまでやってこられたのも、日々食べに来てくれるお客様のおかげ」(同社)と、感謝の意を込めて企画されたという。中心となって同店を運営してきた弓削聞平さんは「最初は、やわらかいうどん文化の福岡で、コシのある讃岐うどんが受け入れられるか不安だった。また、セルフというスタイルは福岡にはなじまないのではという懸念もあったが、この1年間、予想以上に多くの方々に来て頂き本当に感謝している」と話している。