サンセルコ広場(福岡市中央区渡辺通1)で5月13日、「春吉」地域の店主らが企画したイベント「晴好夜市」が今年も開催される。主催は晴好実行委員会で、開催は今年で4回目。
例年通り、「『うまかもん』&『よかもん』市」と題し、晴好ホームページ協賛店による飲食店や物販を行なうほか、田植えから仕込みまで地域住民自らの手で商品化した春吉ブランド第1弾の純米酒「晴好の風」の試飲・販売、ライブバーが多い同地区の特徴を生かした有志らによる屋外生ライブなどを予定している。特に春吉ブランドへの取り組みは、「地域の店と住民が一体となって『モノ作り』を学習するという良い機会だった」(同実行委員会の横地さん)という。
オープニングセレモニーでは、画家による春吉太鼓を鳴らしながら、ペンキで壁に絵を描くライブペインティングのほか、酒造りに使用した稲の束で題字「晴好」の書を書き上げる書道家による書道パフォーマンスを行なうという。
横地さんは「天神や大名に出店せず、あえて春吉に店を構え、常連客をつかんでいる店の店主は皆個性的。こうした個性的な『まず自分が楽しもう』というメンバーが、歴史のある春吉の良さを少しでも多くの人に感じてもらえれば、という思いから続けている。子どもの遊び場スペースもあるので、大人も子どもも安心して楽しめる」と話している。
開催時間は14時30分~21時。雨天中止。入場無料。