イムズ(福岡市中央区天神1)は5月16日より、今夏のキャンペーン「イムズ サマーフェスタ 2007」の一環で、「天神で一番居心地の良い場所」をテーマに「大きな木」を設置し、「都心の中の木かげ」を提案する。昨夏の「ホテルガーデン」に続くもの。
郊外と比較して都市の中心部の気温が高くなる「ヒートアイランド現象」も考慮し、物販だけではなく、「目に見えないモノ、ゆったり流れる時間、居心地の良さ」も一緒に提供しようと企画された。地下2階のイムズプラザの中心に高さ6メートルの木を設置、その木が作る「木かげ」を演出。自然に近い空間を創出し、自然の中での「快適な過ごし方」を体験しながら、地球に優しい環境について気付いてほしいという思いもあるという。
会場では、同キャンペーンの一環となる「明後日朝顔プロジェクト」や、建物の周囲に水を撒くと気温が低下し、電力消費量の抑制にもつながると言われている「打ち水」、「エコバック」や毎月14日の「天神クリーンデー」に併せて行なわれている「ゴミ拾い」など環境問題に関したパネルも同時に展示予定。
イムズ広報担当の塚本さんは「環境問題についての取り組みについて強要するという意味ではなく、ただ忙しい現代の流れを止めて、木の下で大きく深呼吸し、ゆったりとした時間を感じてもらいたい」と話している。イベントは6月17日まで。