宮崎県で「みやざき地頭鶏」専門店として展開している「ぐんけい」(宮崎県宮崎市)が7月5日、福岡に「ぐんけい 西中洲店」を初出店した。
1990年6月、宮崎市花ヶ島町に「山地どりの店ぐんけい」を開業し、宮崎郡清武町に清武店、宮崎市中央通に隠蔵店を展開しており、同店は4店舗目となる。店名の「ぐんけい」は「けんか鶏『軍鶏』のように活気があり、他店に負けないように」と名付けられたという。
同店の猪野誠店長は「今後の他県での展開を視野に入れてまずは九州・福岡へ、と新規出店場所に福岡を選んだ」という。西中洲という土地を選んだ理由については、「大名なども候補に上がっていたが、天神から近い立地の良さに加え、那珂川が見えて、公園が近く緑がある同所に決めた」と話す。
地下1階と1階合わせて、カウンター=10席、テーブル席=48席、座敷=50席。「那珂川の夜景が楽しめるよう、1階は窓を大きく設けた。地下1階は窓がない分、個室メーンにデザインした」(猪野さん)。想定客単価は約4,000円。ターゲットは30代からの男女。
メーンメニューの「みやざき地頭鶏のもも焼き」(並=1,800円、特大=2,650円)や「みやざき地頭鶏の刺身(ささみ、むねみ、砂ずり)三点盛」(1,500円)のほか、同店のみの限定メニュー「みやざき地頭鶏のあらびきウインナ炭火炙り」(600円)などもそろえる。
猪野さんは「宮崎の店ということで、福岡の飲食店とは違った雰囲気を夜景とともに楽しんでもらえれば」と話している。
営業時間は、17時~翌3時。不定休。