福岡シティクラブ(福岡市博多区)は10月1日、今泉にデザインに注力したホテル「Hotel Qurega Tenjin(ホテルクレガ天神)」を開業する。
同ホテルは、地上14階建てで延床面積は4518.83平米。客室は全159室で、1階はレストランが出店する。館内は、インテリアデザイン、照明デザイン、空間音響デザインの各専門デザイナーが、「五感を刺激する空間作り」をテーマに手掛け、館内全体にオリジナルにデザインされたヒーリングサウンドを流す。
メーンターゲットは「日常のお洒落感にこだわりを求める」30代~40代の働く男性。ホテルのコンセプトとなった「大人の隠れ家」を連想させる「Qurega(クレガ)」をホテル名とし、宿泊特化型のホテル形態とは異なる「隠れ家的プライベート空間」での滞在を提案する。
料金(1泊)は、1人利用の場合、ダブル(64部屋、約15平米)=12,000円~13,000円、クイーン(57部屋、約18~20平米)=15,000円~16,000円、2人利用の場合はツイン(35部屋、約19~29平米)=20,000円~25,000円。ルーフテラスやジャグジーを備える最上階=14階の特別室(3部屋、約30~36平米)利用の場合は、28,000~30,000円。
今泉でのホテル開業について、同社は「福岡の天神エリアの中でも、今泉地区は特に近年開発がめざましい。天神でアグレッシブにビジネスを成功させるビジネスパーソンにとってのプライベート空間として、ライフスタイルの向上や充実を図る場所を提供したい」としている。
現在、開業前に特別に宿泊ができる宿泊券プレゼントのキャンペーンも行われており、これまでの応募で、県内のほか、関東や関西、沖縄からの応募があったという。キャンペーンの応募は9月30日まで。