福岡市役所西側ふれあい広場メーンステージで9月16日、九州国際エフエム(Love FM、福岡市中央区天神2)プロデュースの「Love FM ASIAN POP LIVE」が開催された。「アジア太平洋フェスティバル」の一環。
正午に開演したステージでは、福岡を中心に活動するヴィッキー・チャンさん(ベトナム)がオープニングを飾り、続いて「香港生まれの日本育ちで北京語、広東語、英語、日本語をあやつるラッパー」と紹介された日華さんは「大丈夫」「COME ON!」「V.O.W.-Victory Over War-」など5曲を熱唱。「アジアは1つ」と声を張った。
次に登場したのは2005年に日本デビュー、沖縄音楽での交流を主に行っているen-Rayさん(中国)。「亜麻色の髪の乙女」「涙そうそう」「咲きましょう」など計5曲を歌い上げ、会場を沸かせた。続いて、日本で「タイのハニカミ王子」と話題になっているアイス・サランユーさんが登場。「続いての登場はタイ出身のアイス・サランユーさんです」と司会者が告げると、会場からは黄色い歓声が上がる。タイの大ヒット曲「恋ナンジャナイ?」「戻ってこないかい?」など計6曲を熱唱。タイ語の曲を口ずさむファンの姿も。「福岡はきれいな街」とのコメントも交え、会場の歓声に応えた。
日本代表と紹介された手嶌葵さんは、会場の雰囲気を変え、映画「ゲド戦記」のテーマ曲「テルーの唄」で聴かせる。「日本代表ということですごく緊張しています」と、緊張を解くように笑いながら話し、「徒然曜日」「THE ROSE」など計5曲、突然の雨にも関わらず30分のステージを終えた。
最後に登場したのは、韓国のZeroさん。直前で雨は上がり、「Zero」と書かれた青い風船と横断幕を持ったファンを前に韓国ドラマ「美しき日々」の主題歌「約束」、10月3日に発売予定の韓国語でカバーした「千の風になって」ほかアンコール「Good bye」を含む6曲を熱唱。ライブ終盤は雨に見舞われたが、アジア各国を代表する歌手が一堂に集まったステージの最後を飾った。
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