NPO法人チェルノブイリ医療支援ネットワーク（事務局＝福岡県遠賀郡）は10月8日、大村美容専門学校（福岡市中央区大名2）オムニス・スタジオで「チャリティヘアサロン スネガビーク2007」を開催する。

　同イベントは「美容師の職業を生かして何かできることはないか」という思いから企画され、プロのスタイリストが髪を切って得た収益を1986年、旧ソ連（現ウクライナ）で起きたチェルノブイリ原子力発電所の爆発事故で被害を受けた人たちへの医療支援活動にあてるもので、今年で4回目を迎える。昨年は132人の来場者を記録し、161,150円の収益が集まった。

　「hair Nu-DA」「WEST PARK」「ETOILE」「Peach」「ANGLE」ら計5店舗のサロンが協力し、メニューは、シャンプー、カット、ブローのみで料金は1,500円。カフェスペースでは、有機無農薬コーヒーと手作りクッキーのサービスも行うほか、ベラルーシの福祉工房「のぞみ21」で作られた東欧雑貨などの販売も行なう。

　同事務局の三島さとこさんは「年齢に関係なく、チェルノブイリを知らない方でも、おしゃれに髪を切って、気軽に国際医療支援に参加してほしい」と話している。

　現在、予約は先着で80人受け付けており、当日参加は14時30分までの受け付けとなる（予約優先）。開催は10時～15時。

チェルノブイリ医療支援ネットワーク