天神の各百貨店、岩田屋本店(福岡市中央区天神2)、大丸・福岡天神店(天神1)、三越・福岡店(天神2)がおせち商戦を開始している。
三越・福岡天神店は昨年より8日早い10月16日にスタートしており、同館地下2階おせち料理特設会場、9階お歳暮ギフトセンター内(11月16日~12月24日)で受け付けている。地元福岡の料亭・名店を中心に新規出店の20店舗を含む80店舗120種類をそろえる。要望が多く寄せられたという「2~3人用のおせち」や「冷凍・パック」商品などを充実させた。価格は9,450円~241,500円と幅広く多種多様なニーズに応える。売上目標は前年比35%増を目指す。12月25日まで。
岩田屋本店はこれまでで最も早い10月17日より、同本館地下1階特設会場で受け付けを開始している。東京の「明治記念館」、京都「わた亀」、大阪「江戸三・大和屋」など新規の10ブランドを含む全67ブランド124種類を並べる。需要がファミリーサイズとミニおせちの二極化へ進む点に対応し、ミニおせちも5点品ぞろえを増やすなどしている。客単価は約20,000円。前年比10%増を目指す。12月25日まで。
大丸・福岡天神店は10月24日より、東館エルガーラ地下2階特設会場、本館8階お歳暮ギフトセンター(11月21日~12月17日)で受け付ける。同店は、松坂屋との統合を記念して両社で販売する特別仕立ておせち2点(各26,250円)を考案したほか、年末年始のおもてなし料理のニーズ増加を見越し、年越し鍋などの年越し・迎春料理のバリエーションも充実させたという。商品総数は131点。価格は5,250円~241,500円。昨年の実績による想定客単価は21,000円。12月25日まで。