NPO法人「日本茶インストラクター協会」(東京都港区)は6月8日より、アクロス福岡(福岡市中央区天神1)で「日本茶アドバイザー養成スクール福岡校」を開校する。
1999年、日本茶の正しい知識を伝える指導者を認定しようと、「日本茶インストラクター等認定制度」が発足。この認定制度により、「日本茶アドバイザー」の資格を取得すると、初級指導者として活動できるという。同協会は、この日本茶アドバイザー資格取得の学習法が通信教育のみだったことから、通学式講座の要望に応え2006年に開校した。同校は、東京・名古屋・静岡・京都に続く5校目となる。
受講期間は8月3日まで。すべて日曜に開講し、実習を交えた各日3時限の全8回。受講料は68,250円で募集人数は30人。受講資格は18歳以上で、全日程に参加できることが条件。修了者は今年10月1日付けで日本茶アドバイザーに認定される。申込みは5月15日まで。
受講者は「『和』に興味を持つ方や、日本茶カフェを開くことが目標」(同協会の中田裕子さん)の20代~30代や、「生涯学習にしたい」(同)という50代~60代と二極化が見られ、最近は男性の受講者も増えているという。
今後、同協会は九州の他県への開校や、受講期間を年2回に増やすなど、反応を見て検討していく考え。
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