天神の各百貨店が中元商戦へ突入-「地元の味」強化やエコ商品も

6月2日、大丸・福岡天神店で行われた決起大会の様子

6月2日、大丸・福岡天神店で行われた決起大会の様子

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 天神の各百貨店、大丸・福岡天神店(福岡市中央区天神1)、三越・福岡店(中央区天神2)、岩田屋本店(中央区天神2)で中元商戦が始まった。

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 大丸・福岡天神店では、6月1日より8階「お中元ギフトセンター」で早期受付開始、6月25日よりギフト会場を拡大する。今年の人気予想は1位=ビール、2位=辛子明太子、3位=洋菓子。ピーク予想を7月11日~16日までとし、予想平均単価は3,500円。

 「ほんもの志向」をテーマに「16区」「鈴懸」などをはじめとする洋菓子、和菓子の全国の老舗を特集するほか、昨年に引き続き、小家族・単身赴任者向けの「小分けパック」商品を強化する。拡大時の商品総数は約1,300点。売り上げ目標は対前年比2.0%増。8月11日まで。

 三越・福岡店では地下2階・8階のギフトコーナーで6月1日より、早期受付開始。昨年より2日間期間を延長し、6月17日より9階催事会場で拡大展開する。ピーク予想は7月5日・6日・12日・13日で、予想平均単価は約4,100円。

 「自然体の暮らしを」と科学安定剤や着色料を使用していない「エコベール洗剤ギフト」(3,150円)やユニバーサルグットデザイン商品など、商品総数約2,600点をそろえる。昨年の歳暮商戦で登場した宿泊とヘリコプタークルージングなどのアミューズメントがセットになった「プラチナメモリーギフト」(273,000円)も販売。売り上げ目標は対前年比3.0%増。8月17日まで。

 岩田屋本店では、6月4日より新館5階の特設会場で早期受付を開始。6月25日より、本館7階の大催事場で拡大展開する。ピーク予想は7月12日・13日とし、予想平均単価は3,500円。人気アイテム予想は1位=ビール、2位=明太子、3位=洋菓子。

 全国送料無料や早期割引サービスの利用など価格訴求型と、希少性の高い商品を選ぶ高付加価値型の2極化の傾向が見られると分析。ふぐ料理店「博多い津゛み」のふく塩鍋など地元九州の味を集めた商品を展開するほか、昨年から始めた選べるオリジナルギフト「博多小箱」も17アイテムを増加し、強化する。拡大時の商品総数は約1,600点。売り上げ目標は対前年比3.0%増。8月8日まで。

天神の各百貨店、「父の日」商戦突入へ-誤読防止ICカードケースも(天神経済新聞)天神の百貨店、「母の日」商戦へ-「ゆっくり過ごして」と限定感謝膳も(天神経済新聞)大丸・福岡天神店三越・福岡店岩田屋本店

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