福岡市役所前ふれあい広場(福岡市中央区天神1)で8月24日、アビスパ福岡の選手と子どもたちのふれあいイベント「アビスパとエコキッズ・芝生deふれあいフェスタ」が開催された。
同広場には「都心部にクールスポットを作る実験」として天然芝と人工芝を敷いたスペース(天然芝=約400平方メートル、人工芝=約400平方メートル)が7月より出現。この日、一般開放された。
同イベントでは、アビスパ福岡の選手によるボールを使ったスポーツ教室やエコクイズなどのイベントが行われ、子ども約50人が参加した。
イベントの最後には、選手と子どもたちが一緒に「地球を冷やそう」と「打ち水」も実施。NPO法人南畑ダム貯水する会の山下輝和さんは「打ち水をして地球を冷やしましょう。手に水を付けてフーフーと吹きかけたら涼しくなります。これが打ち水効果です」と子どもたちにわかりやすく説明。子どもたちはアビスパ福岡の久永選手、長野選手、六反選手らとともに打ち水を行った。
同イベントでは、打ち水イベントへの参加や家族で打ち水活動などを行い、ノートにポイントを5つためると「アビスパ福岡」のホームゲームに親子ペアで招待するキャンペーンを行っている福岡打ち水大作戦(博多区下川端2)制作の「打ち水ノート」も配布。「子どもたちが好きなサッカーを通して打ち水を行い、さらにサッカーを好きになれる仕掛けもあり、楽しめたのでは」(山下さん)と話す。
同広場には8月12日より、打ち水効果を土や土と同じ保水能力を持つコンクリートブロックで体験できる「打ち水体験ブース」も設置している。今月30日にも環境イベントが開催され、エコキャンドル作りワークショップや打ち水が行われる。