大丸・福岡天神店(福岡市中央区天神1)は10月1日、本館地下2階特設会場でおせち料理の予約受け付けを開始した。
「年々、受注が早まる傾向にある」(同店広報担当の倉光誠さん)と、前年より24日も前倒しとなるスタート。福岡地区で最も早く展開、早期受注で顧客の囲い込みを狙う。さらに、同店のおせち売り上げで毎年、上位に入る人気を誇るという名古屋の料理店「八百彦本店」の「和風二段おせち」(2~3人前・10,500円)を受注開始の初日のみ、限定200個販売する目玉商品を用意。昼過ぎまでには同商品を中心に約100件の受注が入るなど、好調なスタートを切っているという。
今年は、カロリーや塩分を控えめにした「健康志向」のものや、福岡県岡垣町の「ぶどうの樹」が地元で採れる食材を使う限定100個の「和風おせち」(21,000円)など、「地産地消」をテーマにしたおせちなどを中心に計141点をそろえる。価格帯は10,500円~241,500円。平均客単価は前年より270円高い21,000円を目指す。ピークは12月7日~14日を予想。
「近年は少人数用の商品が人気。また量より質を重視する傾向にある」(おせち料理担当の山田潔道さん)という。
今月16日までは本館地下2階の特設会場で展開、翌17日からは東館エルガーラ地下2階へ場所を移し、全商品を展示し拡大展開する。受け付けは12月25日まで。商品渡しは12月31日。営業時間は10時~20時。
また、岩田屋本店(中央区天神2)は今月15日から、三越・福岡店(中央区天神2)は同17日から展開する。