写真好きの女性メンバーから成る「福岡乙女カメラ部」の写真展が5月13日、「cafe de h(カフェ・ド・アッシュ)」(福岡市中央区今泉1、TEL 092-732-3167)のギャラリースペースで始まった。
同部は、福岡市内の写真教室やインターネットのコミュニティーサイト「mixi(ミクシィ)」で出会った福岡在住の写真好き、20代前半~30代後半の約10人が2006年10月に発足。会社員、教師、主婦など職業もばらばらながら、年1回の写真展開催を目標に月1回のミーティングのほか、定期的に撮影会などを行っている。今回の写真展は3回目の開催。
同展のタイトルは「GARDEN」。「カメラを通して、いろんなモチーフを『四角い庭』(フィルム)に閉じ込める」との意味を込めたとメンバーの遠藤千冬さん。景色、花のほか、廃墟や赤ちゃんなどさまざまなメンバーの視点で切り取った作品約120点が並ぶ。
「日常を写した作品が多い。男性はダイナミックな作品が多く感じるが、女性は身の回りのものを残していきたかったりする傾向があるのかも」(同)。写真の魅力は「撮っているときは気付かないが、現像してみると、自分の好みが分かって面白い」という。
「おばあちゃんになっても『福岡乙女カメラ部』として、ずっと撮っていくことが皆の夢」(同)とも。
会場では、作品のポストカードやメンバーが制作したカメラケースなどの雑貨も販売している。開催時間は11時30分~21時(16日は23時、17日は19時まで)。今月17日まで。