槇（福岡県志免町）が今泉に建築した商品住宅「casa cube（カーサ・キューブ）」のモデルハウスが、通常のモデルハウス展示以外の活用方法で話題を集めている。

ハウス内では企画展も

　同モデルハウスは白を基調にしたデザインで「20～30代が買いたくなる一戸建て」をテーマに4月11日にグランドオープンした。オープニングイベントでは、白い壁を利用して映像を映し出すなどのイベントを展開した。

　延べ床面積は約29坪、木造2階建て。5月16日からはハウス内をギャラリーとして活用し、作家の中里花子さんによる器の作品展を開催している。約80点の作品を並べ、自由に閲覧できる。

　「通常のモデルハウスは郊外にあることが多い。（同ハウスは）天神なので、家探しで訪れる以外の通りがかりの人にも興味を持ってもらえれば」と同社企画部の公門秋絵さん。「白を基調としておりインテリアも合わせやすい。壁が多いデザインなので絵などを展示しやすい」と話す。

　今後も新たな客層取り込みを狙い、ジュエリー展やホームパーティー体験イベントなど予定しているという。同ハウスは1年間の展示予定。

　営業時間は、平日＝11時～20時、土曜・日曜＝10時～20時。同展開催中は10時～20時。同展は今月24日まで。