西日本鉄道が運行する福岡シティループバス「ぐりーん」が現在、期間限定で「博多祇園山笠」の特別仕様に変身している。
期間中、運行するすべての車両が山笠仕様になり、車内には各流、飾り山の手ぬぐい、てっぽう、法被、かき縄などのほか、各流の水法被、長法被を描いた切り絵などを展示し、山笠ムード一色に。
今年制作した16種類の各山笠の手ぬぐいも、各車両に8種類ずつ展示する。「見物のため、『ぐりーん』を乗り継ぐと全部の手ぬぐいが見比べられるので貴重」(同社の宮崎泰さん)という。
また、飾り山笠の奉納期間中は、西鉄福岡駅や観光案内所などに同バスの運行ルート、山笠の位置、追い山などのコースを紹介したマップも設置し、県内外の山笠見物客を対象に「ぐりーん」の認知向上を図る。
平日は30分、土曜・日曜・祝日は20分間隔で運行。1回の乗車賃は、大人=250円、小児=130円。1日フリー乗車券(大人=700円、小児=350円)も販売する。
7月14日まで。