地元の一般女性がモデルとして誌面を飾るフリーペーパー「美少女図鑑」の福岡版「福岡美少女図鑑」が8月23日、創刊する。
同誌は「美少女を増やそう」をコンセプトに、一般公募の女性モデルを掲載したフリーペーパーで、地方都市で続々と創刊されている。発行部数は2万部以下、増刷なしという限定数のため、発行日から即品切れ状態になるなど「幻のフリーペーパー」と呼ばれている。福岡版は、写真・映像の制作などを行う「KRKグローバルピクチャーズ」(福岡市中央区赤坂2)が手がける。
8月の創刊号は「0号」のパイロット版。福岡在住、18~22歳の一般女性12人がモデルとして登場する。モデルは福岡のデザイナーが手がけたブランドを着用し、撮影・メークなどすべて福岡のカメラマン、スタイリストが担当。撮影は天神かいわい、大名などを中心に行われた。
「撮影前は緊張も見られるが、いつもの自分とは違う変身ぶりに本人が一番驚いている様子」と同誌コンテンツマネジャーの中村良平さん。「いろいろなタイプの女の子に出演してほしい」(同)と話す。
「モデル希望の応募は平均して1日に7~8件、小学生から30代までと年齢も幅広く、多くて約15件も来るほどの人気」(同)という同誌。パイロット版に続く1号の発行は年内を予定しており、今後年2~3回発行していくという。
発行部数は2万部。市内の商業施設、サロンなど約10カ所に置くほか、創刊日当日はイベントも予定する。