福岡の近現代建築を巡るツアー「MAT fukuoka」が8月7日～9日、市民や観光客を対象に開催される。

　同ツアーは、「福岡には目立った観光スポットがないと言われているが、優れた近現代建築が多数あり、地元の人にあまり知られていない」（MAT fukuoka事務局）ことから、市民や観光客向けに企画された。

　対象の建築物は、西日本シティ銀行、博多小学校、アクロス福岡、福岡銀行、地下鉄天神南駅、福岡市美術館の6つ。九州大学、東京電機大学・チュラロンコン大学（タイ）の建築を学んでいる学生がガイドとなり、建築家についての話や見どころなどを解説するほか、福岡銀行内のホールなど、普段入ることができない建物内部の見学を行う。1ツアーの所要時間は約1時間。

　併せて、博多小学校・橋爪秀三校長や九州大学・土居義岳教授ら専門家を講師に迎えるレクチャーも行う。

　参加費は、自由に選択できる3ツアーと1レクチャー、ガイドブック付きで1,000円。小学生は500円。申し込みはホームページかファクスで受け付ける。問い合わせは同事務局（九州大学人間環境学研究院　末廣研究室内TEL 092-642-3350）まで。