大村美容専門学校(福岡市中央区黒門2)メイクアップ科2年生の78人が天神エリアに特化して行った市場調査「天神Beauty白書2009」の公開プレゼンテーションが9月8日、福岡市健康センターあいれふホール(舞鶴2)で開かれた。今年で4回目。
調査は今年の1月29日~2月24日の7日間、天神コア前や警固神社前など天神の主要場所の計21カ所で10~70代の天神への来街者・女性のみを対象にアンケートを実施。有効回答数2,330件を基に天神エリアの美容事情を分析した。
アンケートでは、年代・職業別の美容意識の高さや美容にかける金額、美容意識の動向などを調査。美容意識の高さは、10~20代=27.2%、30~50代=32.5%、60~70代=44.1%と年代別に見ると60~70代の美容意識が最も高い結果が出た。職業別では、自営業が46.7%、次いで販売員が43.3%との結果も。
「天神はおしゃれだと思うか?」との問いには91.7%が「はい」と答えたというほか、2011年の博多駅の再開発を踏まえ、「博多エリアにも大型商業施設ができるが、天神で買い物する割合は変わるか?」との問いには「変わらない」が69.1%と答えたとし、「天神で買い物=博多へは行かない」ではなく、「天神で買い物をして博多に行こう」と考えており、「天神ブランドの集客力は変わらず、ますます増えるのでは」との見方を示した。