作家の「アラサー」時代の作品集めた企画展-福岡市美術館30周年で

80年代のアラサー・藤浩志さんの作品

80年代のアラサー・藤浩志さんの作品

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 福岡市美術館(福岡市中央区大濠公園1)2階の企画展示室で現在、作家が30歳前後で制作した作品を集めた企画展「Around30~美術家たちの30歳~」が開催されている。

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 1979年に開館した同館の30周年を記念して企画したもので、作家10人が「アラサー」のときに制作した作品のみ10点を集めた。作品の横に掲示された解説には、「明治時代のアラサー」「50年代のアラサー」「70年代のアラサー」と作家を紹介している。

 「数多く作品を見ていると、30歳前後で制作した作品は、その後の作家の画風が初めて確立された作品が多い傾向にある」と同館学芸員の正路佐知子さん。「各作家の個性が表れた代表作が生まれる年齢でもある」とも。

  開館時間は9時30分~17時30分。料金は、一般=200円、高大生=150円、小中生以下無料。来年1月31日まで。

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