ユーザーが140字以内の短文「つぶやき」を投稿し、交流を広げるインターネットサービス「Twitter(ツイッター)」を利用した社会実験が2月12日、大名エリアで始まった。主催は福岡県、天神・大名エリアのWiFi化事業を展開する天神・大名地域WiFi化推進協議会。
実験内容は、大名にある飲食店や美容院など約60店が「今日の日替わりメニューは○○」「今から2時間限定でコーヒーのお替りサービスを実施します」などと「つぶやき」、最新情報を配信。それらを見た参加者の「つぶやき」の返信状況や、実際の来店に反映しているかなどのアンケートを収集し、街づくりツールとしてツイッターが活用できるかどうかを検証する。
「飲食店側のネットでの情報発信は、時間の制約や利用方法など難しい点も多く敷居が高い。短文のツイッターなら気軽に情報発信できる」と福岡県企画地域振興部の北村岳彦さん。「今回のツイッター実験が、今後のインターネットを活用した街づくりの活動のヒントになれば」と期待を寄せる。
ツイッターの検索機能で「♯daimyo」と検索すると、大名エリアの飲食店などの「つぶやき」が見られる。実験は今月14日まで。