警固に住む1匹の猫をモデルにして描いた本「ネコさんものがたり」(海鳥社)が「猫の日」の2月22日、ジュンク堂福岡店(福岡市中央区天神1)などで発売された。
モデルになったのは、警固のグラフィックデザイナー・まつぼっくりさんの飼い猫で、昨年闘病生活の末21歳(人間で100歳前後)で死亡したニャン太郎。まつぼっくりさんが、病気で苦しむニャン太郎の世話をしている際、元気だったころの楽しかった思い出をミクシィに書き連ねていたことがきっかけとなり、出版が決まった。
同書には、ニャン太郎は「ネコさん」として登場。仕事や時間に追われている人間を横目にのんびりしている様子や、「目の前にご飯があれば幸せ」と感じている猫の自由気ままな様子、福岡県西方沖地震でのエピソードなど「ゆる~い目線で描いた」という。
まつぼっくりさんは「猫の良い意味での『のんきさ』を楽しんでいただければ」と話す。
仕様はA5判。価格は1,575円。