佐賀県酒造協同組合（佐賀市）は6月25日、春吉に日本酒バー「sake diningさが蔵（くら）」（福岡市中央区春吉3、TEL 092-715-3201）をオープンした。

　場所は複数の飲食店が集まる「ジャスマック酒肴小路」の2階で、店舗面積は16坪。席数は23席。佐賀県産の地酒を広くPRしようとアンテナショップとして出店したもので、県内22の蔵元の日本酒、焼酎、地ビール、リキュールを提供する。

　日本酒（43種）、焼酎（6種）、リキュールや地ビール、関東向けの流通商品などもそろえる。つまみは、佐賀の食材を使った「佐賀珍味三種」（500円）、「唐津のイカの一夜干し」（550円）など。チェイサーは、蔵元が日本酒を仕込む際に使用する水を提供するこだわりも。

　店内は1テーブルに8席を設け、あえて相席を勧める。「立ち飲みのイメージで、日本酒の話しをしながら、気軽に客同士が交流できる空間にできれば」と村井賢一郎店長。月1～2回、蔵元を講師に招きセミナーなども開催を予定する。

　客単価は約2,500円。年間売り上げは約2,000万円を見込む。

　営業時間は18時～翌1時（金曜・土曜は翌2時まで）。日曜定休。