福岡市民会館(福岡市中央区天神5)で11月21日、0歳~70代の市民100人以上が出演する公演「47memories」が行われる。
福岡市民芸術祭の主催行事として「幅広い市民の方が創作にかかわれるイベントを」(福岡市文化芸術振興財団・事業係の横山恭子さん)と企画。今年で開館47年目を迎える福岡市民会館を舞台にしたコミュニティーダンス公演で0歳~70代の100人以上の市民が参加する。
「ママ」「若者」「シニア」などグループごとに10月上旬より、地元・福岡の振付家やダンサーと練習を重ねてきた。全体の構成はイギリスの演出家セシリア・マクファーレンさんが手がける。同ホールのほか、階段、ロビーや楽屋、通路などすべてをステージとする演出で、観客は移動しながら観劇する。
「普段は行けないような舞台裏を通りながら観劇できる」と横山さん。「この会館に蓄積された『記憶』と人の体に刻まれた『記憶』が交差するような空間になれば」と話す。
入場料は1,000円。問い合わせは福岡市民芸術祭実行委員会(TEL 092-263-6265)まで。