イムズ(福岡市中央区天神1)8階の三菱地所アルティアムで12月4日より、インテリアデザイナー・片山正通さんが代表を務める「ワンダーウォール」(東京都渋谷区)の西日本初の企画展「EXHIBITION OF WONDERWALL ARCHIVES 01」が開催される。
片山さんは2000年に「ワンダーウォール」を設立。ユニクロやナイキなどを手掛け、インテリアデザインのほか、建築デザインのディレクションやプロダクトデザインなど国内外で多岐にわたる活動を展開している。
会場では、「NIKE原宿」や「ユニクロ ニューヨーク ソーホー店」「colette(フランスパリ)」など1998年~2009年に手がけた案件の中から10プロジェクトの模型を展示。片山さんがクライアントへプレゼンテーションする際に作る模型を同展のために再現したもので「見どころは模型の緻密(ちみつ)さ」と同ギャラリー広報担当の北村智美さん。1メートル×1.2メートルの大きさのものもあるという。
併せて、デザインのコンセプトや特徴も紹介。北村さんは「各店舗の思いや、デザインの面白さを感じていただけるのでは」と話す。
12月19日にはイムズ10階で片山さんのトークイベントも予定(予約が必要)。開催時間は10時~20時(12月31日・1月1日は休館)。入場無料。2011年1月4日まで。