ソラリアプラザ(福岡市中央区天神2)1階ゼファで1月12日、企画展「サンポール・ド・モゾール精神病院から届いた絵画たち~ゴッホを想う~」が始まった。
九州国立博物館(太宰府市)で1月1日に開幕した「没後120年ゴッホ展」の開催を記念して行っているもので、ゴッホが実際に入院していた南仏サンレミ・ド・プロバンス市の「サンポール・ド・モゾール精神病院(サン=レミ療養院)」の患者らによる絵画作品を展示している。
現在、同院では入院患者へアートセラピーを行っており、描かれた作品は観光客が訪れるゴッホの個室の入口に展示しているほか、これまでにニューヨークやブエノスアイレスなどで公開した。日本での作品発表は今回が初めて。
会場では、期間中前半と後半で入れ替えて計31作家34作品を展示。ゴッホの画風の影響を受けたことが感じられるものやゴッホの作品をもとにイメージした作品など個性豊かな作品が並んでいる。
開催時間は10時30分~20時30分。入場無料。前半は1月19日まで、後半は1月28日~2月2日。