大丸・福岡天神店パサージュ広場（福岡市中央区天神1）で6月8日、TUBEが東日本大震災の復興を願って作ったチャリティーソングを披露した。

マギー審司さんらも駆け付けた

　大震災直後、TUBEは「歌で少しでも元気になってほしい」と被災地復興の願いを込めた楽曲「RESTART」を制作。メンバーがアーティストやタレント仲間に声を掛け、東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手、プロゴルファーの石川遼さん、藤原紀香さんら173人が多忙なスケジュールの合間を縫ってレコーディングに参加し楽曲が完成した。

　「一人じゃない。僕たちは仲間。一緒に頑張ろう。この3つのメッセージを込めた」と前田亘輝さん。「音楽の域を超えた一つの支援アイテムとして広がり、大きな輪になれば」。角野秀行さんは「長い支援が必要となる。歌い続けることで震災の風化を避けたい」と話す。

　多くのファンが集まった会場には、レコーディングに参加したドロンズ石本さん、マギー審司さんらも駆け付け、全員で楽曲を熱唱。福岡のファンに呼び掛けた。

　CDは1枚500円。収益は被災地へ寄付する。