大丸・福岡天神店(福岡市中央区天神1)で8月8日、小学生15人が百貨店の接客を体験した。
「夏休みの職業体験学習と、お母さんに家事や育児を休んでいただく機会を作ろう」(広報担当の倉光誠さん)と初めて実施した同企画。体験には大名小学校、南当仁小学校など4校の5年・6年の児童15人が参加。開店時は正面玄関で来店客を迎え、案内所や中元コーナーでの接客や青果コーナーでの試食販売などを行ったほか、従業員食堂で昼食をとるなど、百貨店の従業員の1日を体験した。
「いらっしゃいませー、試食はいかがですか?」と元気よく来店客に呼びかけていた大名小学校6年の村川緋杏(びびあん)さんは「初めての体験でとても楽しかった」と笑顔を見せ、「将来はデパートの店員になって接客したい」と目を輝かせていた。