イムズ（福岡市中央区天神1）8階の三菱地所アルティアムで12月3日より、現代美術家・宮島達男さんの個展「その人と思想」が開催される。

　宮島さんは、発光ダイオード（LED）を使ったデジタルカウンターの作品で国際的に注目を集めたほか、六本木ヒルズ内のテレビ朝日外壁や東京オペラシティのパブリックアート作品なども多数手掛ける現代美術家。福岡での個展開催は初。

　同展では、創作過程など約150点の記録写真や資料、立体・映像作品、LEDを用いたインスタレーションなど約200点を展示する。

　イムズ地下2階では、宮島さんが使用するフォントを使ってシルクスクリーンでTシャツを制作するワークショップ（12月3日、参加費は2,500円）や、参加者が「ぐっと来るもの」について語り合うトークイベント「宮島達男の『ぐっとくる話』九州大会」（12月11日）、イムズ前広場ではとんこつラーメンを使ったパフォーマンス「Counter Voice in TONKOTSU」（12月10日）などを予定する。

　営業時間は10時～20時。入場料は、一般＝400円（前売り＝300円）、学生＝300円（同＝200円）、高校生以下無料。来年1月9日まで（12月31日・1月1日は休館）。