福岡市内の美術館・博物館など7施設で5月12日より、「福岡ミュージアムウィーク」が開催される。
福岡の歴史や伝統、芸術を市民に広く知ってもらおうと2009年度より福岡市が始めた事業。今年は、開催当初より参加している福岡市美術館(福岡市中央区大濠公園1)、福岡アジア美術館(博多区下川端3)、福岡市博物館(早良区百道浜3)、昨年より参加している福岡県立美術館(天神5)に加えて、福岡市埋蔵文化財センター(博多区井相田2)、「博多町家」ふるさと館(福岡市博多区冷泉町)、王貞治ベースボールミュージアム(中央区地行浜2)が初参加。計7施設で開催する。
期間中、入場料と常設展の観覧が無料(一部割引)になるほか、国内外で活躍する現代美術家の村上隆さんの講演会(5月20日、会場=福岡市美術館)、滞在作家によるトークショー(5月19日、同=あじびホール)、バックヤードツアーなど各館でイベントも予定する。
期間中は常設展の入館者数が通常の2倍になるなどの反応もあり、「イベントも根付いてきたようだ」と福岡市ミュージアム振興担当の占部優子さん。
5月20日まで。