福岡市役所1階ロビーが4月27日、リニューアルオープンした。
1階の面積は約1560平方メートル。議会棟側には、博多祇園山笠など福岡の紹介映像の上映や、写真撮影して画面をタッチして楽しめる約3メートル×約10メートルの大型デジタルサイネージ、九州各県の情報を発信する九州情報コーナー、ロビーコンサートやイベント利用ができる多目的スペースなども設けた。
北側玄関側にはテークアウト形式のカフェ「ユニバーサルカフェ」が出店。公募で選ばれた西日本パブリック、社会福祉法人「野の花学園」が運営する。ドリップコーヒー(Sサイズ250円)などのドリンクメニューのほか、明太子とおきゅうと(海藻加工食品)を入れた「博多どんたくサンド」(280円)、「博多とんこつスープ」(150円)、「博多明太うろん」(550円)など福岡らしさを生かしたフードメニューをそろえる。
併せて、玄界灘の海水を淡水化した水「飲む海水~玄界灘の水~」(200円)や博多織グッズなど土産物も用意。
「以前は天神の中心にありながら、人が通過するだけの冷たい場所だった」と高島宗一郎福岡市長。「人が集まる一つの拠点ができた。ここから九州各地の情報を発信していきたい」と話す。