福岡市は11月30日より、公衆無線LANサービス「Fukuoka City Wi-Fi」の拠点を46カ所に拡大する。
宿泊施設など民間施設との共働により実現するもので、市は専用の無線LAN機器の提供を開始。同機器の購入、設置で民間施設でも同サービスの提供が可能になる。
今年6月末に福岡市地下鉄全駅、観光案内所など41拠点でサービスを開始。11月8日には、ホテルニューオータニ福岡ロビーで導入、同30日からは福岡市博物館、福岡市美術館、「博多町家」ふるさと館、福岡タワーなど4拠点が加わり、国内最大規模の全46拠点となる。
市が韓国人を対象に行った同サービスの利用希望場所についてのアンケートでは、ホテルなどの宿泊施設が64%と高い割合を占めたことから、担当者は「継続して宿泊・観光施設を中心に導入し、観光客の利便性向上に努めたい」と話す。