警固のギャラリー「gallery LUMO(ギャラリールーモ)」(福岡市中央区警固1、TEL 092-215-0115)で11月27日、企画展「活版印刷で作る2013年賀状展」が始まった。
一段高い部分にインクをのせて、圧力をかけて紙に転写する技術をいう「活版印刷」。「紙に凹凸感のある独特の風合いを持つ活版技術に触れる機会を」とカジグラ(薬院2)のアートディレクターの梶原道生社長が企画した。
会場では、福岡を拠点に活動するデザイナー、イラストレーター30人が活版印刷を用いて制作した年賀状を一堂に展示。来年の干支(えと)であるヘビを描いたものや、活版印刷の特徴を生かしハガキの凹凸だけでデザインしたものなど、個性豊かな作品が並び、来場客の目を楽しませている。
作品は1枚210円で販売も行う。開催時間は12時~20時(最終日は18時まで)。12月2日まで。