赤坂のギャラリー「WHITESPACE ONE(ホワイトスペース ワン)」(福岡市中央区赤坂1、TEL 092-713-9301)で現在、野菜がモデルの写真展「『静かな野菜』夜の写真展」が開催されている。
「野菜の美しいフォルムを写真に残したい」とカメラマン・山田圭さんが発案し、野菜ソムリエの古金陽子さんに呼び掛けて実現した同展。「福岡県産」「旬」「珍しさ」を基準に古金さんが野菜をセレクト。実際に生産者の元へ足を運び、採れたての野菜を撮影スタジオへ持ち込み、2人で昨年1年間かけて新鮮野菜を「作品」へと料理した。
撮影の際は「自然のものなのでライトは使わず、自然光にこだわった」と山田さん。モデルになったのは、「春ごぼう」「コールラビ」「博多つぼみ菜」「白なす」など13種類。会場では、いろいろな角度から写した写真18点を展示している。「野菜のきれいなたたずまいを味わっていただければ」と2人。
会場では、同作のカレンダー(1,500円)やモデル野菜を使ったレシピ集(300円)も用意。開催時間は15時~23時。入場無料。今月13日まで(11日は休館)。