吉原住宅、築29年のマンション4室をリノベーション

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不動産業を手掛ける吉原住宅(大名2)は3月4日、築29年の新高砂マンション(清川2)のリノベーションについて発表を行った。今回、リノベーションを行ったのは4部屋。うち3部屋は、福永博建築研究所(赤坂2)のデザイナーが手掛け、1室は同社のデザイナーが手掛けた。福永博建築研究所のデザイナーが手掛けた3室は、既存の2DKをワンフロアに変更し、キッチンをメインとした「カジュアル」「モダン」(写真)「ナチュラル」と、それぞれがテーマを持ってリノベーションされたのが特徴。残り1室は、室内の構成をあまりいじらず、トイレットペーパーホルダーなどのアクセサリーにこだわったデザインとなっている。また、古くなった配管の状況を考慮し、新しい配管を別途に配し、設備系の若返りも図った。ターゲットは20代~30代の女性で、家賃は89,000円。同社デザイナーが手掛けた部屋は73,000円からオークションを行うという。同社は、マンション全室をリノベーションするのではなく、一部をリノベーションするのが特徴で、2004年7月に山王マンションの4室を、2005年4月には今回の新高砂マンションの別の10部屋を、それぞれリノベーションしている。同社によれば、「一部をリノベーションしたことで、従来の部屋も借り手が増えて空室率が減る」と話している。今後、上川端の築50年の鉄筋物件を丸ごとリノベーションした20室を起業家に貸し、2006年4月より店舗として運用する予定もある。吉原住宅

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