イムズ(福岡市中央区天神1)8階の三菱地所アルティアムで11月2日より、企画展「エキソニモの『猿へ』」が開催される。
エキソニモは、東京都出身・千房けん輔さんと福岡県出身・赤岩やえさんから成るアートユニットで、インスタレーションやソフトウエア、ライブパフォーマンスなど幅広く活動を展開している。1996年よりウェブサイトで作品を発表し、世界最大のメディアアート・フェスティバル「アルスエレクトロニカ」ゴールデン・ニカ賞(大賞)などの受賞歴がある。九州での個展開催は初。
同展は、活動初期から現在までの代表作品を中心に構成。キーボードやマウスをたたくことによる振動でスクリーン上のオンラインゲームのアバターを操作できる体験型作品「Object B」、Googleのトップページを絵画化した作品「A web page」を森美術館に展示するプロセスをオンライン中継した作品「Natural Process」など約10点のインスタレーションを展示する。
「作品を振り返りながらインターネットの歴史も感じられる」と同ギャラリーの森下理恵子さん。「テクノロジーの発達とともに躍進を続けるエキソニモの全容をぜひ体感していただければ」。
営業時間は10時~20時(初日は18時から)。入場料は、一般=400円(前売り=300円)、学生=300円(同=200円)、高校生以下無料。12月1日まで(11月19日は休館)。