福岡市は12月10日、微小粒子状物質(PM2.5)の測定値と予測情報を伝える電話の自動応答サービス「福岡市PM2.5ダイヤル」を始めた。電話による自動応答サービスの実施は国内初。
高齢者などインターネット環境を持たない層にも情報提供ができるサービスをと導入したもので、来年5月までの期間限定で実施する。
PM2.5に関しては、「1日平均10件程度電話での問い合わせがある」と担当者。数値が高い日になると、1日20~30件に上る日も少なくないという。電話番号は050-3000-2500で、市役所、香椎、吉塚、大橋など市内8カ所から知りたい場所を選ぶと測定値を聞くことができる。0を選ぶと予測情報を知らせる。
測定局は来年3月より9カ所に増やす予定。来年5月31日まで。