宝塚歌劇団出身者らのハウステンボス歌劇団、福岡で新劇場をPR

(左から)深佳さえさん、伊織はやとさん、優雅さん、雪菜つぐみさん

(左から)深佳さえさん、伊織はやとさん、優雅さん、雪菜つぐみさん

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 宝塚歌劇団出身者らで構成するハウステンボス歌劇団が1月8日、福岡市内で新作公演の記者発表を行った。

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 同歌劇団は新たな舞台芸術を作ろうと、スカウトやオーディションを経て宝塚歌劇団やOSK日本歌劇団の出身者らで昨年7月に発足した。劇団員は現在26人で、ハウステンボス場内の屋外ステージで公演をしてきたが、今月11日に常設の劇場「MUSE HALL(ミューズホール)」がオープンするのに合わせ活動を本格化するという。

 ホール面積は約660平方メートルで、席数は252席。飲食をしながら観劇できる。1月は、紋付きはかまを着た男役による祝いの舞などを披露する日舞レビュー「今様 Konyou ~祝い舞~」(1月末まで)と、宝塚歌劇団出身の鳴海じゅんさんを特別出演に迎えて映画のミュージカルナンバーなどを披露する新作の洋舞レビュー「LOVE EMOTION~ラヴ エモーション~」(4月中旬まで)の2本を毎日4公演行う。

 会見には、宝塚歌劇団出身の男役・優雅さん、伊織はやとさん、娘役の雪菜つぐみさん、深佳さえさんが出席。洋舞デビューの一部を披露した。「ハウステンボス歌劇団をオンリーワンの歌劇団にしていきたい」と優雅さん。「お客さまとの触れ合いの場もある劇場。出会いを大切に、皆で頑張りたい」と意気込みを見せる。

 5月にはハウステンボス歌劇学院も開校する予定で、同歌劇団プロデューサーの坂本和子さんは「九州から本格的な歌劇団を一緒に育ててほしい」と呼び掛ける。

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