11月9日に開催される福岡・糸島両市内を走る市民参加型フルマラソン大会「福岡マラソン2014」のコースなど概要が2月26日、発表された。
ランナーは天神の中心である渡辺通り天神交差点付近をスタートし、那の津通り、よかトピア通りを抜け、福岡タワーや福岡ヤフオク!ドームなどの百道エリアを経由。小戸西交差点から生の松原、今宿を通り、20キロ地点の九州大学伊都キャンパスを折り返す。今津運動公園、海づり公園、観光スポットの二見ヶ浦を通過し、糸島市役所志摩庁舎付近がゴール。車いす部門や楽しむことを目的とし記録計測や表彰は行わないファンラン部門(以上、各5キロ)のスタート地点も同様で、ゴールは百道中央公園付近となる。
比較的平たんで高低差は最大約30メートル。「自然と都市の両方を楽しめる、コンパクトシティーの良さを生かしたコースになった」と同実行委員会の四宮祐司会長。「また福岡や糸島に来たいと思われる大会になれば」と期待を寄せる。ゴール地点では、ランナーや応援者が利用できる飲食やイベントブースなどを設け「福岡のPRをしたい」という。
参加定員はフルマラソン=1万人、車いす=20人、ファンラン=2000人。参加料はマラソン=国内1万円、国外1万2,000円、車いす・ファンラン=高校生以上3,000円、中学生2,000円。
申し込みはホームページか専用振替払込用紙で3月24日より両市民を対象に先行(フルマラソンのみ1000人)で受け付け、4月15日よりすべての競技の申し込みを開始する。定員を超える場合は抽選。
11月7日・8日には福岡市役所西側ふれあい広場や天神中央公園で「福岡マラソンEXPO」と題し、ランナー受け付けとイベントブースやスポーツメーカーの展示販売などを行うイベントも予定する。総事業費は約3億3,000万円。