古民家再生火付け役が銭湯跡にリノベーション飲食店

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「銀の桃」などの飲食店を手掛けるスーパーダイニング(本社=久留米市)は4月19日、大名で40年間営業していた銭湯「かがみ湯」跡に飲食店「お万阿」(大名1、TEL 092-739-1011)をオープンする。店舗面積は75坪で、座席数は110席。竹下社長が自らデザインを手掛ける同店は、天神地区で最後まで営業していた銭湯「かがみ湯」をリノベーションしたもので、天井が高いという銭湯の空間特性を活かして中2階までの吹き抜けを作ったほか、壁面には割れ目がキラキラ光る木炭をはめ込んでいる。また、エントランス付近はガラス張りで厨房が見えるようにし、中国から招いた点心職人が小籠包を包んでいる実演の模様を常時披露する。同店の料理のコンセプトは「女性の美容に気を配った料理」で、コラーゲンを多く含むすっぽん出汁にキノコが入った「丸美木の子鍋」(1,200円)や、1口で食べることが出来る「うす皮小籠包」(6個、680円)のほか、にぎり寿司(150円~)も提供する。また、ドリンクは、同社竹下社長が「恐らく、全国で初めて」と話す酢のカクテル(600円~)を提供するほか、「全国のおすすめ飲みきり酒」(850円)はレトロなラベルが特徴な180ミリリットルの日本酒5種の中から好きなものがひとつ選べる。コアターゲットは27~28歳の女性で、「大名の低年齢化が進んでいるため、大人が行く店が少くないという背景を考慮しターゲットを高めに設定した」(竹下社長)という。客単価は、ランチ=1,000円~1,200円、ディナー=3,500円~4,000円。同社は、2001年に飲食店「銀の桃」をオープンし、「古民家をリノベーションした飲食店の中では最も収容人数が多く、当時は『古民家の火付け役』として注目を集めた」(竹下社長)。「銀の桃」は、第17回福岡市都市景観賞も受賞している。スーパーダイニング

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