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「博多一風堂」の力の源ホールディングス、「札幌ラーメンどさん子」再生へ

どさん子のみそダレを生かして開発した「どさん子味噌 赤練(あかねり)」

どさん子のみそダレを生かして開発した「どさん子味噌 赤練(あかねり)」

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 ラーメン店「博多一風堂」などを展開する力の源ホールディングス(福岡市中央区薬院1)は5月9日、ブランド再生支援を行った「札幌ラーメンどさん子」の新店舗「どさん子」を東京・銀座にオープンした。

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 老舗ラーメン店「札幌ラーメンどさん子」は現在178店舗を展開しているが、10~30代の若い顧客獲得を目指そうと同社にブランド再生を依頼。「どさん子」(東京都港区)と今年1月に同社の業態開発・コンサルティング部門を分社化した力の源パートナーズが共同で運営し、「どさん子」ブランドの周知拡大と今後の展開に向けたテストマーケティング店舗と捉えた「0号店」として1年間の期間限定で出店する。

 メニューは全て新たに開発。既存のみそダレにワインなどを加え「今風に仕上げた」(力の源パートナーズの小川剛社長)という「どさん子味噌 赤練(あかねり)」と、新作「どさん子味噌 白練(しろねり)」のみそラーメン2種(各780円)、どさん子の原点である「餃子飯店つたや」をヒントに考案したしょうゆラーメン「つたや中華正油」(630円)、塩ラーメン「つたや中華塩バター」(680円、以上全て税別)の計4種のラーメンを軸にそろえる。

 「あくまでもどさん子のブランドを基礎に展開を考えた」と小川社長。初日は22席の店舗に約450人が来店し好調な滑り出しを見せた。「今後はみそをテーマにした月替わりのラーメンやサイドメニューの充実も図っていく予定」という。

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