薬院に8月6日、低カロリーの定食を提供する「タニタ食堂」(福岡市中央区薬院1、TEL 092-724-0377)がオープンする。九州初出店。
計量器の製造・販売などを手掛けるタニタ(東京都板橋区)は、社員食堂メニューを紹介したレシピ本のヒットを受け、2012年1月に東京・丸の内にタニタ食堂1号店、同6月に東京・五反田のNTT東日本関東病院に2号店を出店。福岡薬院店は、タニタ食堂(板橋区)とパートナー加盟契約を結んだ、学習塾などの運営を手掛けるアネムホールディングス(薬院1)が運営する。
店舗面積は35.2坪。席数は50席。丸の内タニタ食堂で2カ月の研修を行い、試験に合格した「タニタシェフ」の認定を受けたスタッフ2人を配置し、日替わりの定食2種(各780円)をセルフサービスで提供する。1食500キロカロリー前後で、塩分は約3グラム、野菜は約200グラムを使用。そしゃく回数を増やし、満腹感を出すため野菜は大きめにカットするなどの工夫を凝らす。「地産地消で九州の新鮮な食材を使っている」(同社)という。
店内には体組成計を備えたカウンセリングルームも設ける。「当面は1日300食の提供を見込む」と同社。
営業時間は11時~15時(8月下旬からは16時~19時も営業する予定)。日曜・祝日定休。