11月9日に開催されるフルマラソン大会「福岡マラソン2014」のランナー参加受け付けが同7日、福岡市役所西側ふれあい広場で始まった。

　申込者総数が4万9871人と約5倍の競争率となった同大会。受け付け会場では受け付け開始と同時に当選者が続々と集まり、にぎわいを見せていた。

　胸に装着するゼッケンを手にし笑顔を見せる福岡市在住の30代女性は「ハーフマラソンの経験はあるが、フルマラソンは初挑戦。取りあえずゴールを目指して頑張りたい」と意気込みを見せる。

　フルマラソンは3回目という佐賀県在住の20代女性は「仕事が忙しくて満足に練習できず不安だが、家族も応援してくれているので力一杯走りたい」。トライアスロンの経験を生かして2回目のフルマラソンに挑戦する福岡市在住の40代男性は「自己ベストを切る3時間半が目標」と、それぞれ目標を掲げる。

　コースでは「福岡らしさ」でランナーを後押し。コース上計6カ所に設けた給食所では、地元のうどん店「釜揚げ牧のうどん」の一口サイズのうどんや和洋菓子店「ひよ子」の洋菓子「博多ひよ子のたまご」、「千鳥饅頭総本舗」の「あまおうチロリアン」などの福岡名物をメニューに取り入れ、大会を盛り上げる。

　7日・8日、同広場と天神中央公園ではスポーツメーカーなどがブース出展するほか、同大会のイメージソングを歌う神田沙也加さんとBillyさんによるユニット「TRUSTRICK（トラストリック）」によるライブステージなども予定する。